「歴代さん」。

シンプルな一覧表とともに、歴代の◯◯を紹介します。歴史をつくってきたレジェンドへのリスペクトを込めつつ、「そういえば、そうだったかな」と、酒のつまみ程度に愉しんでいただければ嬉しいです。

棚橋弘至とオカダ・カズチカの時代/IWGPヘビー級王座(2)

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 こんにちは。今回から、表題について簡単なポイントまとめを書いていきます。

 前回紹介した歴代IWGPヘビー級王者の一覧表をベースに、まずは近年のIWGPベルト戦線について数字で理解を深めましょう!

 ここ10年あまりの棚橋弘至オカダ・カズチカの活躍は、プロレスファンの方ならば誰もがご存知のことでしょう。ですが、改めて記録の数字をまとめてみると、より一層「そういえば、そうだったかなぁ」と思っていただけるはずです。

下の表で、棚橋弘至オカダ・カズチカの両エース時代をおさらいしましょう。棚橋、オカダの部分に色付けしています。

 【IWGPヘビー級王座 歴代王者一覧】(※2017年10月5日時点)

王者 戴冠日 防衛
65 オカダ・カズチカ 2016年6月19日 7
64 内藤哲也 2016年4月10日 1
63 オカダ・カズチカ 2015年7月5日 3
62 AJスタイルズ 2015年2月11日 1
61 棚橋弘至 2014年10月13日 1
60 AJスタイルズ 2014年5月3日 2
59 オカダ・カズチカ 2013年4月7日 8
58 棚橋弘至 2012年6月16日 7
57 オカダ・カズチカ 2012年2月12日 2
56 棚橋弘至 2011年1月4日 11
55 小島聡 2010年10月11日 1
54 真壁刀義 2010年5月3日 3
53 中邑真輔 2009年9月27日 6
52 棚橋弘至 2009年9月27日 1
51 中西学 2009年5月6日 0
50 棚橋弘至 2009年1月4日 3
49 武藤敬司 2008年4月27日 4
48 中邑真輔 2008年1月4日 2
47 棚橋弘至 2007年10月8日 1
46 永田裕志 2007年4月13日 2
45 棚橋弘至 2006年7月17日 4
44 ブロック・レスナー 2005年10月8日 3
43 藤田和之 2005年7月18日 0
42 天山広吉 2005年5月14日 1
41 小島聡 2005年2月20日 1
40 天山広吉 2004年12月12日 0
39 佐々木健介 2004年10月9日 2
38 藤田和之 2004年6月5日 1
37 ボブ・サップ 2004年3月28日 1
36 佐々木健介 2004年3月12日 0
35 天山広吉 2004年2月15日 1
34 中邑真輔 2003年12月9日 1
33 天山広吉 2003年11月3日 0
32 高山善廣 2003年5月2日 3
31 永田裕志 2002年4月5日 10
30 安田忠夫 2002年2月16日 1
29 藤田和之 2001年4月9日 2
28 スコット・ノートン 2001年3月17日 0
27 佐々木健介 2001年1月4日 1
26 佐々木健介 2000年1月4日 5
25 天龍源一郎 1999年12月10日 0
24 武藤敬司 1999年1月4日 5
23 スコット・ノートン 1998年9月23日 4
22 蝶野正洋 1998年8月8日 0
21 藤波辰爾 1998年4月4日 2
20 佐々木健介 1997年8月31日 3
19 橋本真也 1996年4月29日 7
18 高田延彦 1996年1月4日 1
17 武藤敬司 1995年5月3日 5
16 橋本真也 1994年5月1日 9
15 藤波辰爾 1994年4月4日 0
14 橋本真也 1993年9月20日 4
13 グレート・ムタ 1992年8月16日 5
12 長州力 1992年1月4日 4
11 藤波辰爾 1991年3月4日 3
10 ビッグバン・ベイダー 1991年1月17日 0
9 藤波辰爾 1990年12月26日 0
8 長州力 1990年8月19日 1
7 ビッグバン・ベイダー 1989年8月10日 4
6 長州力 1989年7月12日 0
5 サルマン・ハシミコフ 1989年5月25日 0
4 ビッグバン・ベイダー 1989年4月24日 0
3 藤波辰巳 1988年6月24日 7
2 藤波辰巳 1988年5月8日 0
1 アントニオ猪木 1987年6月12日 4

 

 いかがでしょうか。2006年7月の棚橋弘至の初戴冠以来十余年、いかにこの両エースによって新日本の至宝ベルトが守られてきたか、一目瞭然です。

 細かく数字を追ってみましょう。棚橋弘至7回!、オカダ・カズチカ4回!、それぞれIWGP王者に輝いています。ふたりで、のべ11回の戴冠です。

さらにIWGPヘビー級選手権試合においては、棚橋の初防衛から、現王者オカダの最新防衛戦まで、70回のベルト防衛(タイトルマッチでの王者の勝利)が達成されてきました。11年間、のべ21人の王者によって70回のタイトル防衛です。この70回のうち、実に48回が棚橋、オカダのふたりによって達成されたものです!(※棚橋:通算28回!、オカダ:通算20回!) 割合にして68%以上!10年以上、約7割の防衛がふたりの選手によってなされているということになります。

 さらに現在アメリカのWWEで大活躍中の中邑真輔が、上記の期間に2度戴冠、8度の防衛を達成していることを含めると、3大スターによる防衛数が80%を超えます。 

 

プロレス暗黒時代ともいえるトンネルを抜け出し、ふたたび黄金期を迎えた新日本プロレス。その復活劇を支えてきた棚橋・オカダ(&中邑)にまつわる数字を押さえてておけば、飲み会のプロレストークで説得力が増すこと間違いなしです!(笑)

  

★★★ まとめ★★★

 棚橋弘至7回、オカダ・カズチカ4回、IWGPヘビー級王者に輝いている。(※棚橋初戴冠から、王者はのべ21名)

 

棚橋弘至28回、オカダ・カズチカ20回、タイトル防衛戦に勝利している。 (※棚橋の初防衛以来のIWGP全体の防衛成功数は70回) 

 


2016.1.4 WRESTLE KINGDOM10 OKADA vs TANAHASHI Match VTR

 

以上です。次回はIWGPヘビー級王座の連続防衛記録について、簡単にまとめてみたいと思います。 

※敬称略 

 
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