メッシとクリスティアーノ・ロナウドのUCL得点記録/チャンピオンズリーグ(4)
こんにちは。
今回からチャンピオンズリーグの個人得点の歴代記録について書いていきたいと思います。
ですが、お察しの通り個人記録は“あの二人”に塗り替えられすぎてしまい、彼ら二人の記録とイコールです。
ですので、懐かしさとともに歴代レジェンドさん達を振り返る前に、彼ら二人の金字塔をおさらいしておきます。
言わずと知れたリオネル・メッシ(アルゼンチン)とクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)の得点記録です。
彼らのCLデビューは、クリスティアーノ・ロナウドが2003-04シーズン、メッシが2005-06シーズンです。
今回はふたりが初めてCLの得点ランキングトップ10に入った2007-08シーズン以降の歴代得点王から、彼ら二人の活躍を振り返りましょう。
なぜトップ10に入ったとくくりながら得点王しか振り返らないかというと、以下の状況だからです。
↓
【CL歴代得点王 2007-08シーズン以降】
年 | 得点王 |
---|---|
2007-08 | クリスティアーノ・ロナウド |
2008-09 | リオネル・メッシ |
2009-10 | リオネル・メッシ |
2010-11 | リオネル・メッシ |
2011-12 | リオネル・メッシ |
2012-13 | クリスティアーノ・ロナウド |
2013-14 | クリスティアーノ・ロナウド |
2014-15 | リオネル・メッシ |
クリスティアーノ・ロナウド | |
ネイマール | |
2015-16 | クリスティアーノ・ロナウド |
2016-17 | クリスティアーノ・ロナウド |
そうです。
彼らが初めてトップ10入り(いきなり得点王ですが)した2007-08シーズンから現在まで10シーズン、必ず彼ら二人のうちどちらかが得点王になっているからです。
2014-15シーズンに、よやくネイマールがタイ記録で割って入りましたが、並んだ二人はやはりメッシとクリロナです。。。
確認しておきますが、これはリーガ・エスパニョーラ(スペイン1部リーグ)の記録ではありません。世界の強豪チームだけが集まるチャンピオンズリーグでの記録です。
回数でいうと、メッシは4年連続を含む5回、クリロナは5年連続を含む6回、それぞれ得点王に輝いています。
“クリロナのあとにメッシが4年連続、そのあとまたクリロナが5年連続”。
ここ10年のCL得点王は、こんなに簡単に覚えられるんです(^▽^;)
当然、積み上げた通算得点も半端ないです。
【CL歴代通算得点記録(予選含む/2017.10.14時点)】
順位 | 選手名 | 国籍 | 得点 |
---|---|---|---|
1 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | 109 |
2 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | 96 |
3 | ラウール・ゴンサレス | スペイン | 71 |
4 | ルート・ファン・ニステルローイ | オランダ | 60 |
5 | アンドリー・シェフチェンコ | ウクライナ | 59 |
6 | カリム・ベンゼマ | フランス | 51 |
6 | ティエリ・アンリ | フランス | 51 |
8 | フィリッポ・インザーギ | イタリア | 50 |
9 | ズラタン・イブラヒモビッチ | スウェーデン | 49 |
9 | アルフレッド・ディ・ステファノ | スペイン | 49 |
11 | エウゼビオ | ポルトガル | 47 |
12 | ディディエ・ドログバ | コートジボワール | 44 |
12 | アレッサンドロ・デル・ピエロ | イタリア | 44 |
14 | ロベルト・レヴァンドフスキ | ポーランド | 41 |
15 | トーマス・ミュラー | ドイツ | 39 |
ちょっとどうやって追い付いたらいいかわかりません。
彼らの引退後、試合数を倍に増やすくらいしか現実的な方法が見当たりません。。。
試合数の関係で近代の選手の方が有利であることは間違いないですが、それでもとてつもないハイペースです。
クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの登場以来、サッカーの記録は劇的に塗り替えられ続けています。
まずは圧倒的に特別な存在として、このふたりのCLにおけるゴール記録をおさらいしました。
★★★まとめ★★★
■2007-08シーズン以降、現在まで10シーズン、
すべてメッシかロナウドがCL得点王。
■メッシは4年連続を含む5回、
ロナウドは5年連続を含む6回、
CL得点王に輝いている。
■CLの歴代通算得点記録は、
1位がロナウドの109点、
2位がメッシの96点、
3位はラウールの71点。
10代からレアルで活躍し続けたラウールでさえも、二人の前では「わずか71点」に見えてしまいます。。
今回は以上です。
※敬称略