「歴代さん」。

シンプルな一覧表とともに、歴代の◯◯を紹介します。歴史をつくってきたレジェンドへのリスペクトを込めつつ、「そういえば、そうだったかな」と、酒のつまみ程度に愉しんでいただければ嬉しいです。

羽生結弦が圧巻の連覇!/冬季五輪、日本歴代11個目の金メダルを獲得。冬季五輪(2)

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 平昌オリンピックの男子フィギュアスケートは、前回ソチ五輪王者の羽生結弦が、負傷明けの不安を吹き飛ばす圧巻の演技で、銀メダルの宇野昌磨にも10ポイント以上の差をつける完勝を収めました。

 昨年11月に右足首の靭帯損傷という、そもそも試合ができるのかという心配すらあった中、蓋を開けてみれば初日のショートプロブラムから首位に立ち、他の追随を許さない王者の貫禄を見せつける結果となりました。

 冬季五輪の日本の金メダルという意味では、羽生の金メダルが11個目となります。歴代の冬季五輪金メダリストを見てみましょう。

冬季オリンピック 日本の歴代金メダリスト】 

開催都市 金メダリスト 種目
12
2018

平昌

韓国
小平奈緒 スピードスケート
11 羽生結弦 フィギュアスケート男子シングル
10 2014 ソチ ロシア 羽生結弦 フィギュアスケート男子シングル
9 2006 トリノ イタリア 荒川静香 フィギュアスケート女子シングル
8





1998






長野






日本
西谷岳文 ショートトラック



7
斉藤浩哉

ジャンプラージヒル団体
岡部孝信
原田雅彦
舟木和喜
6 舟木和喜 ジャンプラージヒル
5 里谷多英 モーグル
4 清水宏保 スピードスケート


3

1994

リレハンメル

ノルウェー
阿部雅史
スキーノルディック複合団体
河野孝典
荻原健司


2

1992

アルベールビル

フランス
三ヶ田礼一
スキーノルディック複合団体
河野孝典
荻原健司
1 1972 札幌 日本 笠谷幸生  ジャンプ70m級

日本の冬季五輪の戦績を死守してきたフィギュアスケート

 いかがでしょうか。国土が縦に長く、南北で気候帯も大きく異なる日本では、選手の絶対数からも、どうしても夏季オリンピック競技の方が選手層が厚くなります。 平昌オリンピック開幕前までの日本の冬季での金メダルは10個。リオまでに142個の金メダルを獲っている夏季に比べると、寂しい限りです。

 そしてこの表から見えてくるのは、連覇の羽生結弦と、2006年トリノでの荒川静香というふたりのフィギュアスケーターの金メダルを除くと、今回の小平奈緒の金メダルまで、実に20年間冬季種目での金メダルを獲れていなかったということです。浅田真央というスーパースターの登場と共に、空前のフィギュアスケートブームに沸いたここ10年余りを反映するように、フィギュアスケーターが日本の冬季五輪の金メダルを守ってきたことになります。決して五輪や金メダルがすべてではないですが、荒川静香以前には、伊藤みどり(1992年アルベールビル大会銀メダル)ひとりしかメダリストのいなかった日本のフィギュアスケートが、四半世紀を経て今やメダルの常連となるほどのハイレベルに達したことは事実です。

スーパースターの出現を無駄にしてはいけない。

 もちろんフィギュアスケートが恵まれている面はあるかもしれません。しかし、‟実力と華を兼ね備えたスーパースター”を輩出し、競技そのものの人気を高めることが、そこに人とお金を集めることになり、結果的に選手層を厚くする一番の道となるのではないでしょうか。

 人気競技の中で、スーパースターを輩出していないスポーツはありません。しかし、スーパースターを輩出しながらも人気競技になりきれなかったスポーツは多々あります。だからこそ、現役のスーパースターを抱える競技は、‟スーパースターという天からの贈りもの”を、絶対に無駄にしないでほしいのです。その競技が、より多くの人から愛さるものになるために。

以上です。※敬称略


【NHK】【ノーカット実況なし】飛んだ!ほえた!泣いた!羽生結弦、金メダル!<ピョンチャン> 

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