「歴代さん」。

シンプルな一覧表とともに、歴代の◯◯を紹介します。歴史をつくってきたレジェンドへのリスペクトを込めつつ、「そういえば、そうだったかな」と、酒のつまみ程度に愉しんでいただければ嬉しいです。

UEFAチャンピオンズリーグ 歴代最多優勝国・地域/チャンピオンズリーグ(3)

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こんにちは。

 

今回はチャンピオンズリーグで最も多く優勝している国・地域の歴代記録まとめです。

 

ひとつのクラブだけじゃない、複数のクラブで優勝回数を荒稼ぎするサッカー強国はどこでしょう?早速ご覧ください。

 ↓

 UEFAチャンピオンズリーグ 歴代最多優勝国・地域】

順位 国・地域 回数 クラブ別内訳
1 スペイン 17 レアル12回、バルサ5回
2 イタリア 12 ミラン7回、インテル3回、ユヴェントス2回
2 イングランド 12 リヴァプール5回、マンU3回、ノッティンガム2回、チェルシー1回、アストン・ヴィラ1回
4 ドイツ 7 バイエルン5回、ドルトムント1回、HSV1回
5 オランダ 6 アヤックス4回、フェイエ1回、PSV1回
6 ポルトガル 4 ポルト2回、ベンフィカ2回
7 フランス 1 マルセイユ1回
7 スコットランド 1 セルティック1回
7 ルーマニア 1 ステアウア1回
7 セルビア 1 レッドスター1回

 

レアルの戦績が圧倒的なため、やはりスペインが1位です。

 

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4位まではイタリア、イングランド、ドイツと、スペインを含め4大リーグと呼ばれるサッカー強国が順当に続きます。

 

5位のオランダ(4回)は、クライフ時代のアヤックス3連覇でガッツリ回数稼いでます。

最下位7位(1回)ながら、最近パリSGにとんでもないお金を突っ込んでいるフランス。ただ、オランダに追いつくには四半世紀以上かかるかもしれません。群雄割拠のCLにおいて、3回の差は非常に大きいですからね。 

  

さて、各国の優勝クラブの内訳も興味深いです。

スペインの2強、イタリアの3強、ドイツの2強、オランダの3強、これは今もリーグ戦そのままの強豪クラブなので納得できます。

 

そんな中で面白いのはイングランドです。

5クラブで12回の優勝を記録していますが、ノッティンガム・フォレスト(現在2部リーグ在籍)、アストン・ヴィラ(現在2部リーグ在籍)、そして強豪ながら30年近くリーグ優勝から遠ざかっているリヴァプールが最多の5回と、現在のパワーバランスとはずいぶん違います。

 

長い時間の中で100年勝ち続ける強豪とともに、瞬間的な輝きを放ったクラブもまた、

数々生まれてきた証拠でしょう。これこそまさに歴史ではないでしょうか。

 

2004-05シーズンに初めてリーグ優勝し、2011-12シーズンにCL初制覇を遂げたチェルシー然りですが、やはりオイルマネーを始めとする強烈なマネーの流入がサッカー界を席巻したことにより、勢力図が大きく塗り替わったことがわかります。

 

EU内の選手が実質外国籍から除外されることとなった、いわゆるボスマン判決が1995年ロシアの富豪、ロマン・アブラモビッチによるチェルシー買収が2003年と、現在のマネーゲームにつながる象徴的な出来事は、90年代以降に起きています。

 

よく86年のロサンゼルス五輪がスポーツの商業化の発端となったと言われますが、チャンピオンズリーグも例外ではないですね。

 

 現在のチャンピオンズリーグという名称になった1992-93シーズン以降を見てみると、

いよいよメガクラブ以外が優勝することが極めて困難になってきたことがよくわかります。

 

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マネーパワーでメガクラブ入りしたマンチェスター・シティパリ・サンジェルマンの優勝回数が0回から1回に可能性は大いにあります。 

しかし、優勝歴1回のオリンピック・マルセイユセルティックステアウア・ブカレストレッドスター・ベオグラードに関しては、買収などによる突発的なメガクラブ化がない限り、1回が2回になることは奇跡が起こらない限り難しいでしょう。

ただ、この4クラブの名前が出てくれば、飲み会で最も通ぶれること間違いなしです。

 

さて、今回の歴代ポイントは以下の点です。

  

★★★まとめ★★★

■国・地域別の優勝回数1位は、スペイン17レアル・マドリード12回、バルセロナ5回)

 

■優勝クラブ数が最も多いのはイングランド5クラブマンチェスター・U、チェルシーリヴァプールノッティンガム・フォレストアストン・ヴィラ

 

■優勝1回は4クラブ。

スコットランドセルティック

・フランスのオリンピック・マルセイユ

ルーマニアステアウア・ブカレスト

セルビア(旧ユーゴ)の

  レッドスター・ベオグラード 

 

 以上です。

※敬称略

 

ジダンの歴史的ビューティフルゴールも、レアル時代】


Real Madrid v Leverkusen - 2002 UEFA Champions League final highlights

   

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UEFAチャンピオンズリーグ 歴代最多優勝クラブ/チャンピオンズリーグ(2)

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こんにちは。

 

さて、今回からUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)の歴代記録まとめを書いていきます。

 

この数字を押さえておけば、サッカー脳がすっきり整理されること請け合いです。

 

今回は最多優勝記録、前身のチャンピオンクラブズカップからの通算です。

皆さん予想がつくとは思いますが、回数までスッと出てきますか?まずは鉄板のマスト情報から押さえていきましょう!

 ↓

UEFAチャンピオンズリーグ 優勝回数ランキング】

順位 優勝チーム 国籍・地域 回数
1 レアル・マドリード スペイン 12
2 ACミラン イタリア 7
3 バイエルン・ミュンヘン ドイツ 5
3 バルセロナ スペイン 5
3 リヴァプール イングランド 5
6 アヤックス オランダ 4
7 インテル・ミラノ イタリア 3
7 マンチェスター・ユナイテッド イングランド 3
9 ユヴェントス イタリア 2
9 ノッティンガム・フォレスト イングランド 2
9 ベンフィカ ポルトガル 2
9 ポルト ポルトガル 2
13 チェルシー イングランド 1
13 アストン・ヴィラ イングランド 1
13 ハンブルガーSV ドイツ 1
13 ドルトムント ドイツ 1
13 フェイエノールト オランダ 1
13 PSVアイントホーフェン オランダ 1
13 オリンピック・マルセイユ フランス 1
13 セルティック スコットランド 1
13 ステアウア・ブカレスト ルーマニア 1
13 レッドスター・ベオグラード セルビア 1

  

はい、その通りです。

皆さんお考えの通り、スペインの雄、白い巨人レアル・マドリード12回というぶっちぎりの優勝回数を誇ります。 

 

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2位はACミラン7回(1962-63、1968-69、1988-89、1989-90、1993-94、2002-03、2006-07)。

これもありそうな数字ですが、“ここを押さえればサッカー通”なポイントは、3位タイで並ぶ3クラブ(優勝5回)です。

 

まずはレアルと並ぶもうひとつのスペインの雄、バルセロナ

チームの格からすると意外性はありませんが、実はバルセロナの優勝5回のうち4回は、

リオネル・メッシのデビュー後に挙げた優勝です(1991-92に初優勝、その後の4回はすべてメッシのデビュー後、2005-06、2008-09、2010-11、2014-15と物凄いペースです) 。

 

2チーム目はドイツのバイエルン・ミュンヘン

言わずと知れたドイツの王様です(1973-74、1974-75、1975-76、2000-01、2012-13)。これも意外性はないですね。ベッケンバウアーの時代に3連覇で稼いだのが大きいです。

 

さて、3チーム目を知っていると間違いなくサッカー通です。

そう。上の表にあるように、イングランドの名門リヴァプールが5回も優勝しているんです。スティーブン・ジェラードというレジェンドを擁した2004-05シーズンの優勝は記憶に新しいところですが、1989-90シーズン以来、30年近くリーグ優勝から遠ざかっていることからもうかがえるように、その前の4回の優勝は、すべて前身のチャンピオンクラブズカップでのものです(1976-77、1977-78、1980-81、1983-84、2004-05)。クラブとしては決して弱小となったわけではなく、常に強豪クラブではあるんですが・・・、リーグ優勝ができないんですよね。

 

【リヴァープール栄光の2004-05CL制覇】


Liverpool 3-3 AC Milan ISTANBUL MIRACLE 2005 Champions League Final Highlight HD/720P

 

ということで、レアルの偉業とともに、3位タイの3クラブを押さえておきましょう。

 

★★★まとめ★★★

■歴代最多優勝はスペインのレアル・マドリード12(チャンピオンクラブズカップ時代の6回を含む)

 

■2位はイタリアのACミラン7(チャンピオンクラブズカップ時代の4回を含む)

 

■3位は5回で3クラブ。常勝軍団バルセロナバイエルン・ミュンヘンと、1990年以降自国リーグで優勝していないリヴァプール

 

バルセロナの5回の優勝のうち、4回はリオネル・メッシのデビュー後の優勝(ただし、デビュー時のバルサのエースはロナウジーニョ)。

 

以上です。

次回は国・地域別の優勝回数、サッカー強国度を見ていきましょう!

 

※敬称略

 

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UEFAチャンピオンズリーグ 歴代優勝チーム/チャンピオンズリーグ(1)

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こんにちは。

 

前回まで世間的関心度は別として、私にとって重要な歴代IWGPヘビー級王者について書きましたが、今回からは一般世間的にも世界最大級のタイトルであるUEFAチャンピオンズリーグの歴代優勝クラブについてです。

 

前身のヨーロッパチャンピオンクラブズカップからすると、60年以上の歴史がある伝統タイトルです。

ヨーロッパチャンピオンズリーグという名称になったのが1992-93シーズンから、現在のUEFAチャンピオンズリーグという名称になったのは、1996-97シーズンからです。

それでは、歴代の優勝チームを見ていきましょう。

 

 【UEFAチャンピオンズリーグ 歴代優勝チーム】 

年度 優勝チーム チーム国籍
2016-17 レアル・マドリード スペイン
2015-16 レアル・マドリード スペイン
2014-15 バルセロナ スペイン
2013-14 レアル・マドリード スペイン
2012-13 バイエルン・ミュンヘン ドイツ
2011-12 チェルシー イングランド
2010-11 バルセロナ スペイン
2009-10 インテル・ミラノ イタリア
2008-09 バルセロナ スペイン
2007-08 マンチェスター・ユナイテッド イングランド
2006-07 ACミラン イタリア
2005-06 バルセロナ スペイン
2004-05 リヴァプール イングランド
2003-04 ポルト ポルトガル
2002-03 ACミラン イタリア
2001-02 レアル・マドリード スペイン
2000-01 バイエルン・ミュンヘン ドイツ
1999-00 レアル・マドリード スペイン
1998-99 マンチェスター・ユナイテッド イングランド
1997-98 レアル・マドリード スペイン
1996-97 ボルシア・ドルトムント ドイツ
1995-96 ユヴェントス イタリア
1994-95 アヤックス オランダ
1993-94 ACミラン イタリア
1992-93 オリンピック・マルセイユ フランス
1991-92 バルセロナ スペイン
1990-91 レッドスター・ベオグラード セルビア
1989-90 ACミラン イタリア
1988-89 ACミラン イタリア
1987-88 PSVアイントホーフェン オランダ
1986-87 ポルト ポルトガル
1985-86 ステアウア・ブカレスト ルーマニア
1984-85 ユヴェントス イタリア
1983-84 リヴァプール イングランド
1982-83 ハンブルガーSV ドイツ
1981-82 アストン・ヴィラ イングランド
1980-81 リヴァプール イングランド
1979-80 ノッティンガム・フォレスト イングランド
1978-79 ノッティンガム・フォレスト イングランド
1977-78 リヴァプール イングランド
1976-77 リヴァプール イングランド
1975-76 バイエルン・ミュンヘン ドイツ
1974-75 バイエルン・ミュンヘン ドイツ
1973-74 バイエルン・ミュンヘン ドイツ
1972-73 アヤックス オランダ
1971-72 アヤックス オランダ
1970-71 アヤックス オランダ
1969-70 フェイエノールト オランダ
1968-69 ACミラン イタリア
1967-68 マンチェスター・ユナイテッド イングランド
1966-67 セルティック スコットランド
1965-66 レアル・マドリード スペイン
1964-65 インテル・ミラノ イタリア
1963-64 インテル・ミラノ イタリア
1962-63 ACミラン イタリア
1961-62 ベンフィカ ポルトガル
1960-61 ベンフィカ ポルトガル
1959-60 レアル・マドリード スペイン
1958-59 レアル・マドリード スペイン
1957-58 レアル・マドリード スペイン
1956-57 レアル・マドリード スペイン
1955-56 レアル・マドリード スペイン

 

やはりレアル・マドリードの成績は圧倒的です。通算の優勝回数の多さもさることながら、直近4シーズンで3回も優勝してるんですから。凄すぎです。

 

個人的には、1994年のワールドカップ(アメリカ大会)から世界のサッカーに魅せられました。その当時、1994-95シーズンの優勝チーム、アヤックスのメンバーはいまだに空で言えますから、自分なりに相当ショックだったんでしょうね。

 

アラフォーになった今でも、大会アンセムを耳にするたびに、魂が震えるような感覚に襲われます。しびれるってヤツでしょうか。

 


UEFA Champions League official theme song (Hymne) Stereo HD

 

さて、次回は歴代優勝チームの記録について、

記録まとめをお届けします。

 

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IWGPヘビー級王座 連続防衛記録/IWGPヘビー級王座(3)

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 こんにちは。今回は、新日本プロレス歴代IWGP王者の連続防衛記録についてです。 

どの時代の誰が連続防衛記録を持っているか、イメージできますか? 早速見ていきましょう。

↓ 

IWGPヘビー級王座 歴代連続防衛記録(2017.10.7時点)】 

順位 王者 戴冠日 防衛
51 中西学 51 2009年5月6日 0
51 藤田和之 43 2005年7月18日 0
51 天山広吉 40 2004年12月12日 0
51 佐々木健介 36 2004年3月12日 0
51 天山広吉 33 2003年11月3日 0
51 スコット・ノートン 28 2001年3月17日 0
51 天龍源一郎 25 1999年12月10日 0
51 蝶野正洋 22 1998年8月8日 0
51 藤波辰爾 15 1994年4月4日 0
51 ビッグバン・ベイダー 10 1991年1月17日 0
51 藤波辰爾 9 1990年12月26日 0
51 長州力 6 1989年7月12日 0
51 サルマン・ハシミコフ 5 1989年5月25日 0
51 ビッグバン・ベイダー 4 1989年4月24日 0
51 藤波辰巳 2 1988年5月8日 0
35 内藤哲也 64 2016年4月10日 1
35 AJスタイルズ 62 2015年2月11日 1
35 棚橋弘至 61 2014年10月13日 1
35 小島聡 55 2010年10月11日 1
35 棚橋弘至 52 2009年9月27日 1
35 棚橋弘至 47 2007年10月8日 1
35 天山広吉 42 2005年5月14日 1
35 小島聡 41 2005年2月20日 1
35 藤田和之 38 2004年6月5日 1
35 ボブ・サップ 37 2004年3月28日 1
35 天山広吉 35 2004年2月15日 1
35 中邑真輔 34 2003年12月9日 1
35 安田忠夫 30 2002年2月16日 1
35 佐々木健介 27 2001年1月4日 1
35 高田延彦 18 1996年1月4日 1
35 長州力 8 1990年8月19日 1
28 AJスタイルズ 60 2014年5月3日 2
28 オカダ・カズチカ 57 2012年2月12日 2
28 中邑真輔 48 2008年1月4日 2
28 永田裕志 46 2007年4月13日 2
28 佐々木健介 39 2004年10月9日 2
28 藤田和之 29 2001年4月9日 2
28 藤波辰爾 21 1998年4月4日 2
21 オカダ・カズチカ 63 2015年7月5日 3
21 真壁刀義 54 2010年5月3日 3
21 棚橋弘至 50 2009年1月4日 3
21 ブロック・レスナー 44 2005年10月8日 3
21 高山善廣 32 2003年5月2日 3
21 佐々木健介 20 1997年8月31日 3
21 藤波辰爾 11 1991年3月4日 3
14 武藤敬司 49 2008年4月27日 4
14 棚橋弘至 45 2006年7月17日 4
14 スコット・ノートン 23 1998年9月23日 4
14 橋本真也 14 1993年9月20日 4
14 長州力 12 1992年1月4日 4
14 ビッグバン・ベイダー 7 1989年8月10日 4
14 アントニオ猪木 1 1987年6月12日 4
10 佐々木健介 26 2000年1月4日 5
10 武藤敬司 24 1999年1月4日 5
10 武藤敬司 17 1995年5月3日 5
10 グレート・ムタ 13 1992年8月16日 5
9 中邑真輔 53 2009年9月27日 6
5 オカダ・カズチカ 65 2016年6月19日 7
5 棚橋弘至 58 2012年6月16日 7
5 橋本真也 19 1996年4月29日 7
5 藤波辰巳 3 1988年6月24日 7
4 オカダ・カズチカ 59 2013年4月7日 8
3 橋本真也 16 1994年5月1日 9
2 永田裕志 31 2002年4月5日 10
1 棚橋弘至 56 2011年1月4日 11

 
 そうです。多くの方の予想通りかもしれませんが、エース棚橋弘至が実に11回という、史上最多の連続防衛記録を達成しています。第56代王者の時代(2011年1月4日~2012年2月12日)、オカダ・カズチカの初戴冠に沈むまで、1年以上タイトルを保持し続けました。 

 

二桁防衛記録を持つのは、歴代65王者の中でも56代王者時代の棚橋弘至(11回)と、31代王者時代の永田裕志(10回)のみです。

18年振りに永田に抜かれるまで、ミスターIWGPと呼ばれた橋本真也でさえも、二桁防衛は成し得ませんでした(9回)。 

 そう考えると、永田さんも凄いんです。棚橋同様に、プロレスが苦しい時に頑張ってくれた真の功労者のひとりではないでしょうか。これからもアンチエイジングな活躍を見せてほしいと願っています。

 

★★★まとめ★★★

■連続防衛記録は棚橋弘至11(在位:2011年1月4日~2012年2月12日)

 

■二桁防衛達成者は棚橋弘至永田裕志のみ(56代の棚橋11回、31代の永田10回)

 

■棚橋の防衛記録を止めたのは、オカダ・カズチカ(この時初戴冠)。

 


NJPW GREATEST MOMENTS NEW JAPAN CUP SPECIAL 2007.03.21 NAGATA vs MAKABE

 

以上です。

 ※敬称略

 

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棚橋弘至とオカダ・カズチカの時代/IWGPヘビー級王座(2)

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 こんにちは。今回から、表題について簡単なポイントまとめを書いていきます。

 前回紹介した歴代IWGPヘビー級王者の一覧表をベースに、まずは近年のIWGPベルト戦線について数字で理解を深めましょう!

 ここ10年あまりの棚橋弘至オカダ・カズチカの活躍は、プロレスファンの方ならば誰もがご存知のことでしょう。ですが、改めて記録の数字をまとめてみると、より一層「そういえば、そうだったかなぁ」と思っていただけるはずです。

下の表で、棚橋弘至オカダ・カズチカの両エース時代をおさらいしましょう。棚橋、オカダの部分に色付けしています。

 【IWGPヘビー級王座 歴代王者一覧】(※2017年10月5日時点)

王者 戴冠日 防衛
65 オカダ・カズチカ 2016年6月19日 7
64 内藤哲也 2016年4月10日 1
63 オカダ・カズチカ 2015年7月5日 3
62 AJスタイルズ 2015年2月11日 1
61 棚橋弘至 2014年10月13日 1
60 AJスタイルズ 2014年5月3日 2
59 オカダ・カズチカ 2013年4月7日 8
58 棚橋弘至 2012年6月16日 7
57 オカダ・カズチカ 2012年2月12日 2
56 棚橋弘至 2011年1月4日 11
55 小島聡 2010年10月11日 1
54 真壁刀義 2010年5月3日 3
53 中邑真輔 2009年9月27日 6
52 棚橋弘至 2009年9月27日 1
51 中西学 2009年5月6日 0
50 棚橋弘至 2009年1月4日 3
49 武藤敬司 2008年4月27日 4
48 中邑真輔 2008年1月4日 2
47 棚橋弘至 2007年10月8日 1
46 永田裕志 2007年4月13日 2
45 棚橋弘至 2006年7月17日 4
44 ブロック・レスナー 2005年10月8日 3
43 藤田和之 2005年7月18日 0
42 天山広吉 2005年5月14日 1
41 小島聡 2005年2月20日 1
40 天山広吉 2004年12月12日 0
39 佐々木健介 2004年10月9日 2
38 藤田和之 2004年6月5日 1
37 ボブ・サップ 2004年3月28日 1
36 佐々木健介 2004年3月12日 0
35 天山広吉 2004年2月15日 1
34 中邑真輔 2003年12月9日 1
33 天山広吉 2003年11月3日 0
32 高山善廣 2003年5月2日 3
31 永田裕志 2002年4月5日 10
30 安田忠夫 2002年2月16日 1
29 藤田和之 2001年4月9日 2
28 スコット・ノートン 2001年3月17日 0
27 佐々木健介 2001年1月4日 1
26 佐々木健介 2000年1月4日 5
25 天龍源一郎 1999年12月10日 0
24 武藤敬司 1999年1月4日 5
23 スコット・ノートン 1998年9月23日 4
22 蝶野正洋 1998年8月8日 0
21 藤波辰爾 1998年4月4日 2
20 佐々木健介 1997年8月31日 3
19 橋本真也 1996年4月29日 7
18 高田延彦 1996年1月4日 1
17 武藤敬司 1995年5月3日 5
16 橋本真也 1994年5月1日 9
15 藤波辰爾 1994年4月4日 0
14 橋本真也 1993年9月20日 4
13 グレート・ムタ 1992年8月16日 5
12 長州力 1992年1月4日 4
11 藤波辰爾 1991年3月4日 3
10 ビッグバン・ベイダー 1991年1月17日 0
9 藤波辰爾 1990年12月26日 0
8 長州力 1990年8月19日 1
7 ビッグバン・ベイダー 1989年8月10日 4
6 長州力 1989年7月12日 0
5 サルマン・ハシミコフ 1989年5月25日 0
4 ビッグバン・ベイダー 1989年4月24日 0
3 藤波辰巳 1988年6月24日 7
2 藤波辰巳 1988年5月8日 0
1 アントニオ猪木 1987年6月12日 4

 

 いかがでしょうか。2006年7月の棚橋弘至の初戴冠以来十余年、いかにこの両エースによって新日本の至宝ベルトが守られてきたか、一目瞭然です。

 細かく数字を追ってみましょう。棚橋弘至7回!、オカダ・カズチカ4回!、それぞれIWGP王者に輝いています。ふたりで、のべ11回の戴冠です。

さらにIWGPヘビー級選手権試合においては、棚橋の初防衛から、現王者オカダの最新防衛戦まで、70回のベルト防衛(タイトルマッチでの王者の勝利)が達成されてきました。11年間、のべ21人の王者によって70回のタイトル防衛です。この70回のうち、実に48回が棚橋、オカダのふたりによって達成されたものです!(※棚橋:通算28回!、オカダ:通算20回!) 割合にして68%以上!10年以上、約7割の防衛がふたりの選手によってなされているということになります。

 さらに現在アメリカのWWEで大活躍中の中邑真輔が、上記の期間に2度戴冠、8度の防衛を達成していることを含めると、3大スターによる防衛数が80%を超えます。 

 

プロレス暗黒時代ともいえるトンネルを抜け出し、ふたたび黄金期を迎えた新日本プロレス。その復活劇を支えてきた棚橋・オカダ(&中邑)にまつわる数字を押さえてておけば、飲み会のプロレストークで説得力が増すこと間違いなしです!(笑)

  

★★★ まとめ★★★

 棚橋弘至7回、オカダ・カズチカ4回、IWGPヘビー級王者に輝いている。(※棚橋初戴冠から、王者はのべ21名)

 

棚橋弘至28回、オカダ・カズチカ20回、タイトル防衛戦に勝利している。 (※棚橋の初防衛以来のIWGP全体の防衛成功数は70回) 

 


2016.1.4 WRESTLE KINGDOM10 OKADA vs TANAHASHI Match VTR

 

以上です。次回はIWGPヘビー級王座の連続防衛記録について、簡単にまとめてみたいと思います。 

※敬称略 

 
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歴代IWGPヘビー級王者一覧/初代王者アントニオ猪木~現王者オカダ・カズチカまで。

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 はじめまして。シンプルな表と共に‟歴代の〇〇”を紹介していくブログ、「歴代さん」。です。

 主にスポーツの歴代王者、歴代優勝チームなどを、私の好きなサッカー、プロレス、ゴルフ、野球を中心に扱っていきます。“歴代”をまとめてみて改めて思ったことは、好きなことでも意外と忘れてしまっている部分が多いということ。

 忘れていたあの頃の記憶を呼び起こすきっかけに、飲み屋での話題提供や知ったかぶりの種に、はたまた後輩や子供へ講釈垂れるカンペに、ちょっとした隙間時間の暇つぶしに、そういえば、そうだったなぁと、愉しんでいただけたら幸いです。

  

 さて最初のテーマですが、今やリバイバルブームともいえるほど勢いを取り戻した新日本プロレスの象徴、「IWGPヘビー級」の歴代王者です。早速一覧表を見ていきましょう。

【歴代IWGPヘビー級王者一覧(2017年10月5日時点)】

王者 戴冠日 防衛
65 オカダ・カズチカ 2016年6月19日 7
64 内藤哲也 2016年4月10日 1
63 オカダ・カズチカ 2015年7月5日 3
62 AJスタイルズ 2015年2月11日 1
61 棚橋弘至 2014年10月13日 1
60 AJスタイルズ 2014年5月3日 2
59 オカダ・カズチカ 2013年4月7日 8
58 棚橋弘至 2012年6月16日 7
57 オカダ・カズチカ 2012年2月12日 2
56 棚橋弘至 2011年1月4日 11
55 小島聡 2010年10月11日 1
54 真壁刀義 2010年5月3日 3
53 中邑真輔 2009年9月27日 6
52 棚橋弘至 2009年9月27日 1
51 中西学 2009年5月6日 0
50 棚橋弘至 2009年1月4日 3
49 武藤敬司 2008年4月27日 4
48 中邑真輔 2008年1月4日 2
47 棚橋弘至 2007年10月8日 1
46 永田裕志 2007年4月13日 2
45 棚橋弘至 2006年7月17日 4
44 ブロック・レスナー 2005年10月8日 3
43 藤田和之 2005年7月18日 0
42 天山広吉 2005年5月14日 1
41 小島聡 2005年2月20日 1
40 天山広吉 2004年12月12日 0
39 佐々木健介 2004年10月9日 2
38 藤田和之 2004年6月5日 1
37 ボブ・サップ 2004年3月28日 1
36 佐々木健介 2004年3月12日 0
35 天山広吉 2004年2月15日 1
34 中邑真輔 2003年12月9日 1
33 天山広吉 2003年11月3日 0
32 高山善廣 2003年5月2日 3
31 永田裕志 2002年4月5日 10
30 安田忠夫 2002年2月16日 1
29 藤田和之 2001年4月9日 2
28 スコット・ノートン 2001年3月17日 0
27 佐々木健介 2001年1月4日 1
26 佐々木健介 2000年1月4日 5
25 天龍源一郎 1999年12月10日 0
24 武藤敬司 1999年1月4日 5
23 スコット・ノートン 1998年9月23日 4
22 蝶野正洋 1998年8月8日 0
21 藤波辰爾 1998年4月4日 2
20 佐々木健介 1997年8月31日 3
19 橋本真也 1996年4月29日 7
18 高田延彦 1996年1月4日 1
17 武藤敬司 1995年5月3日 5
16 橋本真也 1994年5月1日 9
15 藤波辰爾 1994年4月4日 0
14 橋本真也 1993年9月20日 4
13 グレート・ムタ 1992年8月16日 5
12 長州力 1992年1月4日 4
11 藤波辰爾 1991年3月4日 3
10 ビッグバン・ベイダー 1991年1月17日 0
9 藤波辰爾 1990年12月26日 0
8 長州力 1990年8月19日 1
7 ビッグバン・ベイダー 1989年8月10日 4
6 長州力 1989年7月12日 0
5 サルマン・ハシミコフ 1989年5月25日 0
4 ビッグバン・ベイダー 1989年4月24日 0
3 藤波辰巳 1988年6月24日 7
2 藤波辰巳 1988年5月8日 0
1 アントニオ猪木 1987年6月12日 4

 

 さっと流して見るだけでも、このベルトの長い歴史を実感します。プロレスファンでない方も、「名前は聞いたことがある」「テレビのバラエティ番組で見たことがある」という選手が何人かいるのではないでしょうか。初代王者アントニオ猪木の戴冠から、実に30年以上の時を経てきた日本プロレス界で最も権威あるタイトルであり、現王者のオカダ・カズチカは、実に65代目となります。 

 私が最も一生懸命プロレスを観ていた90年代後半からも、20年あまりで40回以上の王者の変遷があります。闘魂三銃士UWF抗争、nWoジャパン、懐かしいなあ。。。

 

先日久々に訪れた新日後楽園ホール大会は超満員でした。選手もファンもかなり若返ったとつくづく思いました。自分が高校生の時の王者、入社した時の王者は誰だったかな、あの頃はこうだったなぁ、なんて思い出してみると楽しいかもしれません。 

以上です。※敬称略 

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